<ナラの天板>・・・・

*道産子ほどの密度はないものの、チジミとナラ特有の虎斑が出て美しい天板のカンナ掛けに没頭する。
ー外は吹雪いていて冬の嵐の中、作業は集中した静謐な時間が流れる。刃を研いでは削りの繰り返しで仕上がりに向かって徐々に見えてくるその表情に魅せられて、身体も発熱する。

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