*台風後の風の残る中、秋の縄文土器野焼き祭りが執り行われた。この春から作られた百点以上の土器が、燃え盛る炎で半日焼かれ続け、炎の子宮の中から誕生した。 その後、参加者皆で輪になった縄文ダンスで、産まれた土器たちを祝い踊る。
10/13<第29回 縄文野焼き> 猪風来美術館(岡山県新見市)・・・
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*台風後の風の残る中、秋の縄文土器野焼き祭りが執り行われた。この春から作られた百点以上の土器が、燃え盛る炎で半日焼かれ続け、炎の子宮の中から誕生した。 その後、参加者皆で輪になった縄文ダンスで、産まれた土器たちを祝い踊る。
『燁嵡』 (YOUOU)
闇の中 嘆きのいのち
火華に散るるいのち雫
原来一つの生命の源より巡りし
万雨の精霊
天と地、光と闇、生と死
あらゆるふたつに隔って結ぶ流れるるひみつ
新たなる神精へともの語る
*この春、京丹後「桃源郷」で出会い意気投合した舞踏家の二人が東京より訪れ、アンリさんの誕生日の10月3日、荒れた天候を跨ぐように祝いの舞踏会を催す。
故大野一雄の舞踏に触れ、現在そのご子息の慶人氏の元で研鑽を積んでいる二人と、やはり大野一雄氏に傾倒していたという出雲の音師歌島さんとの三つ巴。
ー精霊達の棲む丘の上にて、
闇より来たりて
命の来し方 その行方の間を
火を求めて蠢く肉体の彷徨、
周囲の気配に浸透しながら
生命の祝祭を垣間見せるひと時
も過ぎ いつしか闇に飲み込まれてゆくー
歌島さんの繰り出す音霊は,死せる肉魂を呼び起こす祭祀として、
舞踏家のみならず参加した皆の肉体にも大きく響いた。