*児を孕んだ『グルミットチェア』誕生ー(問題作!?)
<イチョウのグルミットチェア>・・・
コメントを残す
*児を孕んだ『グルミットチェア』誕生ー(問題作!?)
*30年前、木に携わるようになって程なく浮かんだシンボルマークをトラックに印し、生命発祥の「海」、緑の「大地」、「人間界」、それらを繋ぐ「ヒカリ」を象徴して車体を塗り分ける。荷台のパネル、生命エネルギーを顕す<渦>は小野真由美さんの手による。
H100
*和室八畳に置く低めのテーブルセット
ベンチの背もたれ、前脚は依頼主から引き取ったカリンの座卓を解体して加工したものを使う、座板は松。
テーブルの天板は紫檀、足はシイの根株を彫り込んだもの。
*枝を切り残した枯れ松をベースに、笹竹で東屋を造る。
*昨年秋伐り出したイチョウをテーブルに仕立てる。
*生きているマダケを使ってトーラス空間を内包する竹のドームを造る。
産道を思わせるアプローチの先に広がるトーラスのドームは子宮、
「胎児」=「勾玉」形の全体像。
枯れた樹を心柱にして、生命力に長けた生きた竹とススキを使ったドームが
命を育む場所になるべく『勾玉』ドームと名付ける。