*好天下、山陰三度目の「忠兵衛」麻の衣、展示会と多ジャンルの出展者がそろう「トイロ市」がツリーハウス、近くの日御崎神社、「モダンコーヒー」、三会場で始まる.
<あわうた>の奉納の後、参道を歩くファッションショー、咲き始めた桜に先がけて、華やいだ空気に包まれる・・・.
参道両側にならぶ小さな出店に集まる人々で、二日間この界隈が賑わった.
最後を飾る中嶋恵樹氏による奉納演奏と羽衣を纏う天女たちの舞が集まったヒトビトを異界へいざなう.
好天下の野外で再チャレンジするー
弓錐に使う丸棒を既成のラミン材から、桜、ケヤキと堅木に替えていくが、かなり摩耗するので耐久性のあるヤブツバキに辿りつく。民具の柄として定評がある。
そして受けになる木は始めヒノキの板を使って火が点いたけれど、厚みがなくすぐすり減るので、工房内の枝を物色していろいろ試す。
弓(アスナロの枝)は丸棒がスムースに回るようなテンションで張り、上の押さえは抵抗が少なくなるよう、穴は小さめに。オイルを使ってもいい。
肝心なのは煙が出てから出始める焦げた火粉を、Ⅴ字に切り欠いた溝に集めて火種を作り易くすること。
一つ一つ思考錯誤しながらどうにかクリアーしてきた。
またひとつ自然を知り、先人の知恵を想う機会となる。