*雪が止み、穏やかな午後の陽ざしに野鳥達が遊ぶ.
工房内に飛び込んだ<アオジ>は初見参、その美しい緑で目を引く。
窓際で接写した後、窓を開けて放つ。
カメラが捉えたその細部に見とれる。
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<雪景>Ⅱ・・・
<源流系火起こし>
好天下の野外で再チャレンジするー
弓錐に使う丸棒を既成のラミン材から、桜、ケヤキと堅木に替えていくが、かなり摩耗するので耐久性のあるヤブツバキに辿りつく。民具の柄として定評がある。
そして受けになる木は始めヒノキの板を使って火が点いたけれど、厚みがなくすぐすり減るので、工房内の枝を物色していろいろ試す。
弓(アスナロの枝)は丸棒がスムースに回るようなテンションで張り、上の押さえは抵抗が少なくなるよう、穴は小さめに。オイルを使ってもいい。
肝心なのは煙が出てから出始める焦げた火粉を、Ⅴ字に切り欠いた溝に集めて火種を作り易くすること。
一つ一つ思考錯誤しながらどうにかクリアーしてきた。
またひとつ自然を知り、先人の知恵を想う機会となる。